今回の披露宴の流れは、2Fで人前挙式→クロカンブッシュセレモニー。そのあと、1Fダイニングで乾杯+食事（このときは余興スピーチを入れない）。そして、2Fでデザートビュッフェ（子束、スピーチ、余興、ビデオ紹介、新郎チェロ演奏）というものでした。
これまでの葛城さんの豊富な経験と素晴らしいセンスで、うまくおさまったのだと思います。

ウエルカムドリンク＋アミューズ：
このアミューズの美味しかったことといったら！！一流ホテルのものも皆さん食したことがあると思いますが、比較になりません。長い三角にカットされ、よく焼いてある生地、 キャビアのおいしかったこと、それとシェリー酒とは絶妙だったと、多くの方からお褒めいただきました。

人前挙式：
　最近増えてきているパターンですが、年配の方にも受けがよかったようです。新しいスタイルが受け入れられました。わかりやすい言葉で進行してくださったために、来賓も「参加」したという実感がえられたようです。
そのあとの、新郎新婦のプロフィールのバックのスライドも好評でした。これも数が多くなると飽きますが、それぞれ3枚ずつというのがよかったようです。
厳かに挙式がおわり、プロフィール紹介では葛城さんがリラックスしたムードを作ってくださり、ありがちな台本を読むようなものではなく、とても心がこもっていて、印象に残りました。新郎新婦にも問いかけがあったため、私たちも楽しかったです。

クロカンブッシュセレモニー：
平らな手作りケーキがレストランでは主流ですが、これだと、高さがなく写真映えがしないのと、フランスにちなんでクロカンにしましたが、正解だったと思います。
木槌でシュークリームをたたくというのがなんともほのぼのとしていました。
デザートビュッフェでは原形をとどめたまま、来賓に振舞われ、とても有意義に使えました。

1Fダイニングの食事：
本来の結婚披露宴の由来は、お客様を招いて食事を振舞うというものでした。それにのっとり、新郎新婦と両親で、2Fから降りてくる来賓を「お出迎え」して、ゆっくりと皆様にお食事をしていただきました。
スピーチなどはいっさいナシで、デザートビュッフェでいれることにしました。これも正解だったと思います。美味しいお料理を美味しい状態で召し上がっていただくことができました。澤口さんのワインとお料理のお話は、私たちの出会いのことまで含めてしてくださったため、とても印象に残りました。
　タイミングをみはからって、葛城さんが、新郎新婦に一言ずつインタビューと、（これも とてもあっさりしていて、シンプルで良かったです。）新婦がお色直しで中座してからは、 場が持つように、新郎の隣で、新婦の祖母にあてた手紙の朗読など、来賓を退屈させない進行にはさすが！！！と思いました！！

2Fデザートビュッフェ：
メイン料理までいただいてから、来賓は2Fのデザートビュッフェの会場へ移ります。 フルーツや、新郎がチェロをやっていることからト音記号の形のお菓子など、たくさんの デザートがあり、目でも楽しめます。
　来賓がデザートを一通りお皿に盛り付けた頃、新郎新婦が入場します。 この日、わたし新婦のメークとアテンドしてくださった、ル・シャトレーの岩下さんは素晴らしく、メークや生花をつけるのも手馴れていて、アテンドも完璧でした。 いつもわたしのそばにいてくだったにも関わらず、ビデオや写真には残っていないのです！プロだなぁ、と感動しました。安心してお任せできる方です。
ドレスは「ラ・クチュール・ヨシエ」さんのもので、こちらのドレスは生地、デザイン、バランス全てが素晴らしく、ここをみたら他を見れません。先生やスタッフもとても感じが良く、自信をもってお薦めできます。

　さて、新郎新婦入場して、子供から花束をもらい、プレゼントを手渡します。二人ともピンクの衣装が似合っていて天使のようでした＾＾
そして、主賓スピーチ、余興をへて、ビデオのフランス紹介、これが、とてもよく編集されており、ナレーションとばっちり合っていました。その後、新郎を交えたチェロ、バイオリン、ピアノによる演奏が2曲あり、とても良い新郎の紹介になったように思いました。 進行も流れるようでとても自然でした。
謝辞のあとはフラワーシャワーで退場。私はこのフラワーシャワーの予定を知らなかったのですが、とってもうれしかったです。これも来賓の方も「参加した」という気持ちになられたようです。 　最後退場のお開き口まで距離があったため、フラワーシャワーで退場というのは、とてもいいアイディアでした＾＾

バイオリンとピアノが挙式前、挙式中、デザートでの入退場で演奏してくれていたため、とても盛り上がり、手作りの良さが生きていたように思います。
そして、澤口さんがフードプロデュースをしてくださり、葛城さんが進行・司会・コーディネイトをしてくださったおかげで本当に素晴らしい結婚式を挙げることができました。
　レストランで結婚式をする場合、とかく新郎新婦の思いこみで進行を組んでしまうと、 しらけたり、無理があったりしますが、葛城さんがプロの目で組んでくださったことにより、無理のない、効果的な演出ができ、最大限の良さを引き出してくださったと思います。
　葛城さんの演出・進行は、挙式は厳かに、披露宴は和やかに、というメリハリがあり、とても上品に進めていただいたので、あらゆる年代から評判がよかったです。まるで、海外の結婚式のようでした＾＾わざわざ、感想のお手紙や、お電話を来賓の方々からたくさんいただきました。
「新しい形の結婚式で本当に楽しかった、お料理もおいしかった」 「お洒落な結婚式だった」「とてもスマートで洗練されていた」とのお言葉をいただきました。
　結婚式が多様化する中で、葛城さんという素晴らしいコーデイネイターと出会うことができ、非常に木目細かく対応してくださり、「当たりの結婚式」をすることができ、幸先よいスタートで、よい記念になりました。
本当にどうもありがとうございました。今回のこのウエディングスタイルは、これからの 結婚式のモデルケースのようなものであり、今後結婚される方にもぜひお薦めしたいと思います。「普通の結婚式ではなく、意味のないこと省いて、そのぶん来賓の皆さんに喜んでいただけるものを」と心がけてきた、私たちにとって、最高の演出をしてくださいまして、本当にありがとうございました。
今後ますますのご活躍をお祈り申し上げます。